矢沢永吉は、キャロル解散5ヶ月後の75年9月21日、ロサンゼルスレコーディングによるシングル「アイ・ラヴ・ユー、OK」、アルバム『I LOVE YOU, OK』でソロデビューした。78年 には、CMソング「時間よ止まれ」が大ヒット、累計売上はミリオンセラーを記録。ほぼ全曲にわたる作曲、および数曲における作詞を手掛ける。クールス「紫のハイウェイ」など他のアーティストには「五大洋光」名義で楽曲を提供したこともある。また、78年、80年、82年で長者番付歌手部門第1位となった。2006年には、NHKスペシャルにて矢沢本人ではなくファンにスポットを当てた番組が放映された。矢沢ファンは、ロック界でも屈指の熱狂ぶりで知られるが、他のアーティストのファンとの決定的な違いは“矢沢になろうとする”こと。素肌に白スーツ&リーゼント姿の筋金入りはもちろんのこと、生きざまを人生の針路とする人が多い。キャロルがデビューした72年から、ソロデビュー以降、今日まで人気を維持し、独特のファン層を形成している。
矢沢永吉の75年〜85年のアルバム「I LOVE YOU,OK」、「Kiss Me Please」、「YAZAWA」、「RISING SUN」、「P.M.9」、「YAZAWA Its Just Rockn Roll」、「I am a Mode」、「E」、「YOKOHAMA二十才まえ」、「The Rock 6.2.1980 NIPPON BUDOKAN LIVE」、「THE GREAT OF ALL」、「THE BORDER」の12点セットとなります。