昭和レトロ　スーパージェットレイガン　1970～1980　デッドストック

おもちゃ屋のデッドストック品で出品されているものを見つけました。基本的には引き金に連動して、各種歯車が動く仕組みになっています。

うまく行けば、一番上の特徴的なカラフルな歯車が、すべて回ります。同時に、歯車の裏に仕掛けられたプラスチックが、バネ式のハンマーに触れカチカチと音が鳴ります。

極めつけは火打石です。別の歯車にライターに使われるような小さな火打石が仕掛けてあり、銃身の内部で火花が散っています。


構造的に重要なのはトリガーを引くと回る1枚目の歯車が、細かく前後に動くことです。この歯車が前にあるときは、全てが噛み合い仕掛けが連動して発動します。逆に、歯車が後ろにあるときには、空回りするんです。
この空回りがあるからこそ、1度トリガーを引いた後、仕掛けを動かすことなく、トリガーを元の状態に戻せるのです！

この空回り構造がなければ、2発目、3発目はを打つときは、一回動かしたした歯車を、全て逆に回さないと撃てないことになります。

1970～1980年代にこの銃が売れたことは知っていたのですが、実際手にしてみたのは初めてのことで、改めてみてみると本当によくできていると思います。全体的な構造に、しっかりとした質があります。当時売れただけの実力を感じました。

最後になりましたが、デッドストック品であるため、箱・内容物共に美品です。歯車の動き、火花の状態にも問題は見られません。古いものなので、歯車を動かすためのオイルが多少滲みだしている感じはありますが、通常の経年劣化の範囲かと思います。きちんと拭き取って使えば大丈夫です。

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