1956年(昭和31年)、文芸雑誌『新潮』1月号から10月号に連載された。単行本は同年10月30日に新潮社より刊行され、15万部のベストセラーとなった。読売新聞アンケートで、昭和31年度ベストワンに選ばれ、第8回(1956年度)読売文学賞(小説部門)を受賞した。文庫版は新潮文庫で刊行され、2020年11月時点で累計売上361万8千部を記録しているロングセラー小説でもある。翻訳版は1959年(昭和34年)のアイヴァン・モリス訳(英題:The Temple of the Golden Pavilion)をはじめ、世界各国多数で刊行され、1964年度の第4回国際文学賞で第2位を受賞した。『ウィキペディア(Wikipedia)』